バルキング(汚泥膨化)
活性汚泥は、下記のように様々な微生物が集まった集合体です。
活性汚泥法で一番厄介な事は、バルキング(汚泥膨化)現象です。汚泥が沈まず、沈殿槽で固液分離が出来ず、汚泥の流失しヒヤリといた経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?何故バルキング(汚泥膨化)に成ってしまうのでしょうか?バルキングの要因は大きく分けて三つが有ります。
糸状性細菌バルキング | 糸状細菌の異常増殖 |
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粘性バルキング | 微生物が代謝する高分子多糖類 |
糸状性細菌バルキング・粘性バルキング併発 | 糸状細菌増殖と粘性分散フロック増加 |
以上の三種類です。
要因の幾つかは、<酸素不足> <過負荷> <汚泥量不足>があります。
これ等の要因と別な条件が複合的に重なった時に起きます。